(前回までのあらすじ)
黒い森の庭で月光蝶を撃破した。
森の中ほどには、特殊な仕掛けが施されていて開かない扉があったのだが…。
黒い森の庭
そういえば、鍛冶屋アンドレイの売り物の中に「アルトリウスの紋章」というのがあった。
20000ソウルもするので放置していたのだが、これを使うと森の中ほどにあった扉を開くことができるようだ。
月光蝶を倒して貯まったソウルもあったので、さっそく購入。
アルトリウスの紋章を使うと問題なく扉は開いた。…まるで侵入者を招き入れるかのように。
扉の先にもまだまだ森が続いている。しかもかなり広そうだ。
ぼけっと進んでいたら、突如、戦士?が襲いかかってきた。
慌てて体勢を立て直し、パリィで処理。けっこう固い。
開けた場所に出た。奥のほうに何やら建物らしきものが浮かび上がっている。
その建物の前で立ち構えていた盗賊が歩み寄ってきたかと思ったら、突如襲いかかってきた。
てい。
盾を構えて、ビビりながら慎重に建物の中へ。
何かが窓辺にいる! ひゃ、猫?
「あたしを見つけるなんて、やるじゃないか」
「まあ、大方あんたも騎士アルトリウスの噂を聞きつけてきたんだろう?」
「でも、すっぱりと諦めるんだね」
「アルトリウスの伝承なんて、実際あんでもありゃしない」
「…ただの御伽噺だよ…」
「礼ってものがあれば、そんなもののために英雄の墓を穢すこともない。そうだろう?」
ふむふむ、アルトリウスの伝承とな?
とりあえずもう少し話を聞かせてもらおうか。
「あたしは黒い森のアルヴィナ」
「この森で、墓を穢す侵入者を狩る、狩猟団の長だよ」
「どうだい?あんた、あたしたちの仲間にならないかい?」
さっきの連中は狩猟団のハンターたちのようだ。
それにしても、狩猟団の長が猫とはな。一体、どんな魔法かけられたんだよ…。
仲間になるか?と聞かれてYESと答えれば、誓約「森の狩猟者」を交わすことができる。
誓約を交わすと「猫の誓約指輪」をもらえる。
白猫アルヴィナは、騎士アルトリウスと大狼シフの数少ない友だそうだ。
だからアルヴィナはアルトリウスの墓を守っているんだね。
誓約を交わすと、狩猟団の仲間ってことになるので、野党どもも襲いかかってこなくなる。
かっこいい戦士君ともお友達というわけだよ。
さて、猫がいた建物を通ってさらに奥へ進んでいく。
森を奥へ進むと、キノコのオバケがうろちょろしている場所に出た。
たくさんいるので非常に気味が悪い。
とりあえず襲ってこないので、さらに奥へ。
大きな水たまりに巨大なキノコ!しかも2体も!
しかもよく見ると、水たまりには宝箱があるではないか。
あれをとらない手はない。
巨大キノコ1体をおびき出して混沌の大火球で丸焼きにする。
4発使ってようやく倒すことができたが、大火球が打ち止めになってしまった。
物理戦で勝てる気がしないので、強引に宝箱を開けて奪うことに。
中には「魔力の種火」が入っていた。
このあと巨大キノコにぶん殴られながら、瀕死の状態で逃走。
アルトリウスの墓
探索していると、いかにも何かありそうな石橋を発見。
そして、石橋の先には大きな扉が見える。
扉はあっさりと開けることができた。
なぜかはわからないが、手をかざすだけで扉は自動的に開いていく。
開ける前に懐をゴソゴソやっていたので、アルトリウスの紋章でも取り出していたのだろうか。
扉の先には何もない草原が広がっている。
中央部分の地面に無数の何かが突き刺さっているように見えるのだが…。
近づいてみると、地面に突き刺さっていたのは無数の剣だった。
そして、その中央には巨大な墓らきものがあり、その前には1本の巨大な大剣がある。
「狼の指輪」の説明文にはアルトリウスが大剣の使い手だったと書かれていたし、猫の話から考えてみても、これがアルトリウスの墓ということだろう。
い、いつからそこに?
そんなに見つめられても困るワン。
墓荒らしとでも思われたのか、大剣を口にくわえて戦意をむき出しにしてきた。
「灰色の大狼シフ」との戦闘開始。犬じゃなくて狼だった。
シフは、口にくわえた大剣をブンブン振り回しながら襲いかかってくる。
盾ガードしてみたところ、一気にすべてのスタミナをもっていかれてしまった。
盾よりも、ローリングで回避することに集中したほうがよさそうだ。
足元にいると、シフの振り回した大剣が当たらないので安全そうだ。
片手だと100程度のダメージといういったところ。見た目によらず意外と固い。
シフの体力がまだ半分程度残っている時点で、エスト瓶は枯渇し体力もほとんど残っていないというほぼ絶望的な状況。両手持ちに切り替えて、一気にダメージを蓄積させていく。
幸運にも1回で撃破。「アルトリウスの契約」と「大狼シフのソウル」を入手した。
「アルトリウスの契約」というのは指輪のようだ。
かつてアルトリウスは深淵の魔物と契約しこの指輪をもらった、とある。
この指輪を装備すると深淵を歩けるようになるそうだ。
これこそ「深淵歩き」のアルトリウスの名の由来だ。
それにしても「深淵」とはいったいどこにあるのか?
墓の裏側の遺体から「スズメバチの指輪」を入手した。
前回入手した「狼の指輪」に形が似ているが…。
この指輪は、グウィン王の四騎士の1人、「王の刃」キアランのもののようだ。
文章をよく見ると「彼女」とあることから、キアランは女性であることがわかる。
アルトリウスとは恋仲だったということだろうか。
ここにはなんだか切ない愛の物語が秘められていそうだ。
というか、実は白猫のアルヴィナがキアランだったとか?…ないか。
グウィン王の四騎士
ところで、指輪を集める中で、グウィン王の四騎士が出そろった(実際にはスモウ残しなので、獅子の指輪は未入手)。
竜狩りオーンスタイン、鷹の目ゴー、深淵歩きアルトリウス、王の刃キアラン、の4人だ。
それぞれ、槍、大弓、大剣、短刀というように得意とする武器があり、グウィン王を守っていたのだと思われる。
それにしても、アルトリウスの持ち物であるはずの「狼の指輪」はなぜあのような辺鄙なところにあったのだろうか。
本来なら、アルトリウスの墓にあるべきものではないのだろうか。
墓泥棒が盗み出してあの場所で朽ち果てたのか、それとも何らかの理由でアルトリウスが捨てたものを誰かが拾ったのか。
続きは次回。