SEKIRO(セキロ)感想プレイ日記 #18「仙峯寺(後編)」

(あらすじ)
仙峯寺の本堂にたどりついた。

見る猿、聞く猿、言う猿、


本堂中央にある台の上の鈴を鳴らします。


すると、幻廊へと移動し、そのままボス戦になります。

幻廊の僧
「…そなたも、この幻廊に迷い込まれましたか?」
「そして使命を持ち…、ここを出たがっている…」
「それならば、屏風に描かれた猿たちを、掴まえなされ」
「さすれば、御子様のお声がかかりましょうや」

正面にそのまま進んでいったところにいる幻廊の僧。
話しかけると、それぞれの猿についてのヒントをもらうことができます。


幻廊内をウロウロしていると、姿の見えない何者かに後を付けられている気配がします…。
試しに一振りしてみたら見事命中。姿を現したのは「見え猿」でした。
確かに、最初の屏風には右端に空席があります。
それと、ボスの名前もよく見ると「見る猿、聞く猿、言う猿、」となっていて、最後が「、」で終わってるんですね。
ボスの名前がすでに4匹目の猿をほのめかしてるなんて、なんだか憎いです。


続いて、橙着物の猿がいたので追いかけて行って瞬殺。
コイツは近いづいても逃げない猿なので、騒ぎだす前に息の根を止めます。
さて、問題は残りの2匹で、近づくと逃げてしまうのでそのあっまでは倒せないんです。


灯り堂にあった貼り紙を見ると、こう書かれている。

風前のともし火
消えれば、何も見えぬ暗闇

貼り紙のすぐ横には扉があって開けることができます。
開けたはいいが、何も起こらない…。
というかむしろ、開けると外から光が差し込んで部屋の中が明るくなっちゃうので、逆のことをしているような気もしたんですが…。


どうもそういうことではないらしく、扉を開けると外から風が吹き込んできて、灯り堂の蝋燭の火が消えて暗くなる、という意味らしいです。
その状態で「見る猿」をこの部屋に追い込んでやれば、背後から忍殺できます。


聞く猿は鐘を鳴らせばびっくりして動きが止まるので、その隙に忍殺を決めるだけ。

奥の院


???
「どうか、お許しください」
「あの子たちは、ただ私を守ろうとしてくれただけ」
「なれど、それは叶わぬようです」
「目を閉じてください」
「奥の院にて、お会いしましょう」

ということで、初見で勝利できてしまいました。
ボス戦が終わると、スタート位置に強制的に戻され、どこからか女性の声が語りかけてくる。
どこかで聞いた声だなと思ったら、「掛け軸さん」の声ですよね。


さらに奥の院へ移動。
ここはさらに本堂へとつながっています。


傀儡の術
忍殺したものを操ることができる秘術をゲット。
これぞ探し求めていた「催眠術」じゃないですか。
これで、凧あげイベントや道順のイベントが進みそうです。


幻廊というのは生死の狭間なのだそうです。
ここでは、死んでいったたくさんの変若の御子たちの魂がふわふわと浮かんでいて、彼らが屏風の猿を操っていたということのようです。
つまり、幻廊は現実の世界ではなく、現実世界と死の世界の狭間というわけです。
一方で、奥の院は本堂ともつながっているので、現実の世界です。

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変若の御子

変若の御子
「抜けぬとは…、抜いて帰った者がおらぬ、ということ」
「それでも、試されるのですか」

奥の院で待っていたのは変若の御子。
小太郎が探していた「たった一輪の真白いお花」というのは変若の御子のことでしょうね。
そして「くるくる回る赤白いお花」は何を意味するのか。
赤は血でしょうか。
死んでいったたくさんの変若の御子のことを指しているんでしょうか。

御子に不死断ちのことを聞くと、「本当に抜くのか?」と止められます。


その太刀を抜くと、禍々しい赤いモヤモヤが刀身よりあふれ出します。
狼は不死斬りの呪いによって殺されますが、すぐに回生の力で復活。


ということで「不死斬り」をゲット。
この刀の本当の名前は「拝涙」だという。
「涙」というのは「竜の涙」と何か関係があるのか。

「なぜ不死斬りを求めるのか」と聞かれるので、狼が敬意を説明。
すると、変若の御子は「巡りあわせとは異なものだ」と言って語り始めます。

変若の御子
「私は…、変若の御子たちの一人」
「死なずの求道者たちが作り上げた、偽りの竜胤を持つ者です」
「まともに育ったのは、私だけ」
「他のみなは…、ここに、眠っています」

なるほど、変若の御子と竜胤の御子というのは、似ていて非なるものらしい。
要するに、不正コピーとか贋作みたいなものでしょうか。
以前にエマが「変若水を飲んだものは死ねぬようになる」と言っていました。
つまり、変若の御子は本来は不死の存在なはずです。
ですが、実際はそんなに簡単な話ではなくて、変若の御子になれる者はほんの一握りであり、そこには多くの犠牲が払われていたようですね。
幻廊には「変若の御子たちの亡き魂がたゆたっている」とされていたのがそれですし、小太郎の言っていた「みな」もそれですし、寺のあちこちに転がっていた数多くの子供の死体もそれですよね。


お米
狼の一助となりたいと言って、変若の御子の手のひらからこぼれ落ちた謎の米。
そういえば、落ち谷と仙峯寺の老婆が米をくれと言っていたのはこれですね。
竜胤の力は人に不死をもたらしますが、変若の御子の場合は豊穣をもたらすのだそうです。
お米というところがどうもいまいち意味がわかりません。



「柿」の説明欄には「米」について次のように書かれています

水が良いのか、葦名の柿は滋養がある
柿は血となる。血は米となる

「水」と言っているのは、「変若水」のことでしょうね。
変若水は「柿」を経由して、すなわち柿を食べた者の「血」となる。
「血」はもちろん変若の御子のこと。
ということは、変若水→柿→血→米、という流れで変若水のパワーが移動するということか。
で、最後に「米」になるというのがやはりよくわからない…。
キリストは自分の血をワインとして、体をパンとして分け与えたと言いますが、その話がモチーフになっているんでしょうか。

続きは次回。

次回:SEKIRO(セキロ)#19
前回:SEKIRO(セキロ)#17

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