SEKIRO(セキロ)感想プレイ日記 #25「氷涙」

(あらすじ)
葦名の底で破戒僧を倒したら水の中に潜れるようになった。

変若の御子


永旅経・蟲賜わりの章
仙峯寺の池の水底で眠っていた経典。
蟲憑きとなった僧侶の1人によって書かれたもののようです。
その見返し部分には「変若の御子へ」と記されている。
ということで、さっそく変若の御子に渡してあげましょう。

変若の御子
「…それで、貴方にお伝えしたいことがあります」
「竜胤を断つのではなく…、あるべき場所に、お返しする道について」

変若の御子に経典を渡すと、御子が幻廊に移動します。
そして「竜胤断ち」に代わり、「竜胤を返す」という新提案をしてきます。

変若の御子
「竜胤は…、故郷を放たれ、この日本に流れ着いたもの」
「あるべきではない場所に、あるべきではないものがある」
「ゆえに、我らのような歪んだ命を生み出そうとする者が絶えぬのでしょう」
「竜胤や、竜胤に連なる我らは…、きっと、帰るべきなのです」
「西へ…。神なる竜の故郷へと…」
「ただ、如何にしてたどり着くか…、それが、まだ分かりません」

経典によれば、神なる竜は「西」から来たという。
その場所に竜胤をお返しするという道があるのではないかということのようですが、その方法がわからないという。
もっと詳しいことを知る者はいないか聞いてみると、「仙峯上人」という仙峯寺の開祖の名前が出てきます。
仙峯上人は、胎内くぐりに籠っているとのことですが…。


本堂の脇にある洞窟の奥が「胎内くぐり」と呼ばれる場所のようです。
この奥に仙峯上人がいます(と言っても死んでる…)。
胎内のもっとも奥、すなわち「生」の誕生する「卵巣」に相当する部分。
そこに上人が鎮座しているというのはいかにも意味ありげです。
上人はおそらく不死でしょうから、「時を遡る」あるいは「新たな者に霊魂を譲り渡す」ことによって不死を返上したいという思いがあってここにやってきたのだと思われます。


永旅経・竜の帰郷の章
前に来たときには何もなかったのですが、今回はアイテムが落ちていました。
落ちていたのは例の経典の続編。
そこには、竜胤を返す具体的な方法が書かれています。
その方法というのが次の2つ。

・竜胤の御子が冷たい竜の涙を飲む
・竜胤の揺り籠が二つの蛇柿を食べる

「揺り籠」という新たなワードが登場してきました。


変若の御子
「蛇柿というものを二つ食らえば、竜胤の御子を収める、揺り籠となれる」
「そうすれば、竜胤を故郷にお返しすることができる…」
「………私が…」
「その揺り籠、私がなりましょう」

経典を変若の御子に渡すと、自分が揺り籠になると言い出します。
蛇柿は2つともすでに入手済みですので、さっそくプレゼント。


変若の御子
「ぐ…、ううう…」
「あぁ…、あああ…」

そしたら、いったん外に追い出されます。
そして、変な声が聞こえてくる…。
中で何が起こってるのかすごく気になる…。
蛇とかになってたらどうしましょう。

変若の御子
「そこに…、いらっしゃるのですか?」

その後しばらくして御子を訊ねると御子に異変が!
なんと、目が見えなくなってしまったらしいのです!
目が見えないと言えば…火防女をどうしても想像してしまいますよね…。
何はともあれ、御子は無事に「揺り籠」になれたらしい。
いまいち、「揺り籠になる」ということがどういうことなのかわかりませんけどね。
とにかく本人が「なれた」と言うのでなれたんでしょう。
「揺り籠=子宮」という暗喩でしょうかね…。


氷涙
揺り籠となった変若の御子の涙。なぜか凍りついている。

変若の御子
「おそらくは、「つめたい竜の涙」が指すのは…」
「竜の涙とともに、この氷涙を飲んでいただくことかと」
「さすれば、きっと、九郎様に、揺り籠に宿っていただくことが、叶うでしょう」

経典によれば、竜胤を返すために必要となるのは「竜の涙」ではなく「冷たい竜の涙」です。
変若の御子によれば、「竜の涙+氷涙=冷たい竜の涙」ということみたい。
要するに、氷涙は冷却材みたいな感じでしょうか。
冷たいとなぜ「揺り籠が宿る」ことになるのかは、今のところまったく意味不明。
冬眠的な何かなのか?

細雪
さらに米をもらうといつもとちょっと違う米がもらえます。
変若の御子の体温自体が下がっているようで、もらえる米も冷たくなるようです。
「つめたさは米を甘くする」とありますが、低温だと米って甘くなるんですかねぇ。
この点は調べたけどよくわかりませんでした。
確かに、お米の生産地としては北国が有名ですし、氷水で米を炊くと甘味が増すというのも事実ではあるようです。
ただ、どちらかというと、ここでいう「冷たさ」というのは、動物であれば「冬眠」、植物であれば「休眠(すなわち種子の状態)」ということを暗示しているように思えます。

竜胤の御子

その後、何となく九郎のところを訊ねてみました。
すると、なぜかまた「おはぎ」をもらってしまいました。
しかも、アイテム欄では以前にもらった「おはぎ」とは区別されているんですね。
よくよくテキストを見てみると「惜別を込めてこしらえたもの」とあります。
九郎の中では竜胤断ちに向けて気持ちが高ぶってきているようですね。
それから、気になるのは「秘められた思いとは、誰もいないときに、一人でつぶやくものだろう」という部分ですよ。

九郎
「あと、少しだ…」
「………うむ…」
「為すべきことを…、為すまでだ」

実は、襖に張り付くと九郎に盗み聞きをすることができます。
と言っても、大したことをしゃべってくれるわけではないので期待外れでしたが…。

続きは次回。

次回:SEKIRO(セキロ)#26
前回:SEKIRO(セキロ)#24

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