SEKIRO(セキロ)感想プレイ日記 #31「ぬしの鯉」

(あらすじ)
桜竜を倒した。

今回は、源の宮関連のイベントを消化していきます。

ぬしの世話係


ぬしの世話係
「コレ…」
「ヤンゴト…、ナキ…、ウオ…」
「ヌシト…、イフ…」
「エサ…、アゲ…、タモレ…」
「カネ…、ナラス…、ベシ…」

ちょっとわかりにくいんですが、宮の内裏の屋根から引き返す感じで進むと「餌やり場」に来ることができます。
餌やり場では「ぬしの世話係」という貴人に会うことができる。
水生のお屋敷で道案内をしてくれたお婆が言っていた鯉に魅了された父親ですね。
この人は宮の貴族たちの仲間だと思うんですが、他の貴族たちとは明らかに異なる点もあります。

  • 言葉がなぜかカタコト
    →もしかしたら、元は異国の人間(南蛮人?)だったりして…。
  • 腕が2本しかない
    →宮の貴人には左右2本ずつの合計4本の腕がありましたが、世話係には合計2本の腕しかありません。
  • 足がある
    →宮の貴人には足はありませんでしたが、世話係にはきちんとした2本の足があります。

ただ単に、まだ貴族化が進行していない中途半端な状態だからとも考えられるが、それにしても言葉がカタコトなのはなぜなんでしょう。
貴族化すると口腔の構造が変化して、言葉をしゃべれなくなるのかもしれませんね。
確かに、言葉をきちんと話している貴族には会ったことないですし。


世話係に言われた通り、鐘を鳴らすとぬしの鯉様がやってきました。
カワイイというか何というか…、近くで見るとデカすぎてけっこう気味悪いかな…。
とりあえず「貴い餌」を持っていたのであげてみると、報酬として世話係から「宝鯉の鱗」をもらうことができました。


貴い餌
ちなみに、貴い餌とは「ぬめりがあって、角が生えたもの」だそうです。
絵柄からするとナメクジ…ですよね…。

まこと貴い餌


壺の貴人・維盛
「この餌を、ぬしの鯉様に献上しておくれ」
「…くれぐれも、誰にも知られず、ひそひそとな…」

内裏の扉の手前の建物の屋根から、鉤縄で短い洞窟に入ることができ、洞窟を通り抜けたところにいるのが「壺の貴人・維盛」。
平田屋敷の壺の貴人・春長と同様に、色鯉の鱗を渡すと各種アイテムと交換できる。
何度かアイテム交換をした後で話をすると「まこと貴い餌」を渡されます。
「これをぬしの鯉に食べさせろ」との指示なのですが、「ひそひそと」というあたりが何か怪しげですね…。


まこと貴い餌
貴い餌とよく似ているが、毛が生えている点と色味が異なります。
毛というか、カビだと思うんですけどね…。


先ほどの餌やり場で「まこと貴い餌」をぬしの鯉に食べさせてきたところです。
すると、維盛の壺が倒れてしまっている!


心配になって崖下をのぞき込んでみると、そこには悠々と泳ぐ1匹の色鯉の姿が。
もしかして、壺の貴人の正体って鯉だったのか?


話しかけてみると、確かに維盛でした。
めっちゃ赤目ですけどね…。
壺から出ていたのは明らかに5本指の手でしたが、まさかの究極進化を遂げたようです。
変若水おそるべし!


ぬしの世話係
「ヌシ、イズコ…」
「オオーーーーーン!」

ところで、世話係のところに戻ってみると、ぬしの鯉行方不明事件が発生。
確かに、鐘を鳴らしても、ぬしの鯉は来てくれません…。
ということで、捜索開始。
ひとまず近くの水中を探してみますが、どこにも見当たりません…。
一体どこへ行かれてしまわれたのか…。


で、結局どこにいたかというと…。
なんと、「落ち谷」の水場に流れ着いておりました。
獅子猿が最初にいた場所です。
黒ずんで明らかにお亡くなりになられてますね…。
てことは、まこと貴い餌って毒入りだったということか。
維盛のヤツはやっぱり確信犯だったというわけです。


ぬしの白髭
ぬしの鯉の死体から白髭を入手できます。
ここには「常しえなれど、死ねば髭が抜ける」と書かれています。
常しえというのは「永遠」という意味。
つまりは「不死」を意味しているはずです。
「常しえなれど、死ねば~」というのは文章として矛盾してるんですよね。
一体どういう意味なんでしょう。
「ぬし」という役割(というかポジション)自体は永遠だけど、それを担う個体は輪廻転生で入れ替わるってことなのか?

ぬしの世話係
「ヌシ…、ミマカリ…、オオ…」
「オオオオオ…」
「ヨウヨウ…、ヨウヨウ…」
「オヤクメ…、ハタシタリ…」
「カタジケ…、ナイ…」

とりあえず、世話係のおじちゃんに報告です。
「お役目、果たしたり」と言っているので、役目を成就した「ある者」とは世話係のこと。
大願を成就した「ある者」は壺の貴人・維盛とういことになりそうです。
ここでさりげなく「役目」と出てくるのですが、一体誰から与えられた役目なのか?


世話係の娘
「お疲れさまでした、父様」
「永遠などなくとも、私も、姉さまも、ずっと一緒ですよ…」
「だから、休みましょう。父様…」

その後、世話係は死亡。
御屋敷にいた婆さん(娘)が付き添っていますが、この婆さんもすぐに死亡。
なぜぬしの鯉が死ぬと世話係およびその血筋のものがこぞって死ぬことになるのか。
このあたりはよくわかりませんね。


ちなみに、平田屋敷の壺の貴人・春長も死亡していました。
維盛の正体が色鯉だったことを考えると、春長も鯉だったはずです。
平田屋敷は時系列的には3年前なので、源の宮にいたぬしの鯉は春長が成長した未来の姿だったんですかね。
維盛は、ぬしの鯉を殺すことによって、歴史を塗り替えたというかしら。
つまりタイムパラドックス的な?
もしそうなら、これって源平合戦をモチーフにしているような気もしてきますね。
よく考えたら、平田屋敷って「平」の文字が入っているし(今頃かよw)


ところで、源の宮の水中を捜索しているときにこんなものを見つけました。
ぬしの鯉の白骨です。
気になるのは、緑色の発光イモムシがわんさか群がっている点ですよね。
ぬしの餌はナメクジです。
ナメクジというのは寄生虫がいるので危険な生物でもありますが、餌となるナメクジ経由で体内に虫が発生したというところか。
また、ぬしの鯉の死体が落ち谷まで流されていたことを考えると、下流の水にもこうした虫が多からず含まれていたはずです。
だから獅子猿は蟲付きになったというわけですね。
さらに言えば、破戒僧は人魚の肉を食べたために不死になったと思われますが、人魚の肉にもこうした虫が含まれていたんでしょう。

ナメクジにしてもイモムシにしても、共通するのは桜の害虫であるという点です。
桜竜が異国から運ばれてきたのだとすると、一緒に害虫も運ばれてきたはずです。
害虫は桜の葉っぱを食べることで、間接的に竜からの不死のエネルギーを蓄えていた。
それがさまざまな形で水に含まれるようになり、やがて下界にまで流れてそれが変若水とよばれるものになった。
ストーリーとしてはそんなところですかね…。

京の水


京の水
水生の御屋敷で手に入る劇薬「京の水」です。
変若水などよりも非常に虫の濃度が濃いものだと思われます。


水生の神主
「クンクン…、おおおぉぉ…、これは貴き…、香りなり…」
「スースー…、ようよう、お認めいただける…、末座に加えていただける…」
「しくしく…、ようよう…、ようよう…」

そういえば、水生村の神主が「京の水」を欲しがっていましたっけ。


結果は予想通りというか、立派な貴族になれたようですね…。

続きは次回。

次回:SEKIRO(セキロ)#32
前回:SEKIRO(セキロ)#30

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