ムーンライター 店主と勇者の冒険 感想レビュー


ムーンライター 店主と勇者の冒険』を購入したので感想をレビューをしていきます。

海外の評価も上々の「ショップ経営+ダンジョン探索」のアクションゲームです。
昼は店主としてショップを切り盛りし、夜は冒険者としてダンジョンに潜ります。
基本的にはシステムに重きを置いていて、ストーリーはあってない程度のおまけレベル。
それでも、なぜか癖になる魅力あふれるゲームになっています。

ダンジョン探索

まずはダンジョン。
ダンジョンは、初期のゼルダを彷彿とさせるような見下ろし方。
と言っても、ゼルダのような謎解き要素があるわけではありません。
ダンジョンでは、ひたすらモンスターを倒すことでアイテムを入手。
アイテムは思っている以上にポンポン落としてくれるので、テンポよく遊べる。
すぐに持ち切れなくなってしまうのが嬉しいような悔しいような感じですけどね…。


用意されているダンジョンは4つ。
各ダンジョンは3層に分かれていて、各階層にはボスが配置されている。
ボスを倒せば、次の階層へと進むことができるようになります。
ダンジョンは入るたびに構造が変わるので、ボス部屋の位置もその都度変わる。
なので、毎回新鮮な気持ちでダンジョンに臨むことができます。


ダンジョン内で力尽きると入手したアイテムはほぼすべて失われてしまう。
ダンジョンからは少しのお金を払うことでいつでも脱出可能なのですが、なるべくリュックに目いっぱいアイテムを詰めて帰りたいので「あともう少しだけ!」とついつい欲張ってしまうのです。
いつ脱出するかというタイミングを見極めつつ、襲いかかるモンスターたちと戦うことになるため、意外に緊張感のあるヒリヒリした探索を楽しむことができます。

ショップ経営


ダンジョンからアイテムを持ち帰ったら、ショップに並べて販売。
お客さんが次々とやってきて、並べた商品の価格を前にさまざまな反応をしてくれます。
客の反応を見て、「ああ、ちょっと高すぎたかなぁ」とか「もちょっと下げてみよ」とかいろいろと試行錯誤するのが意外に楽しい。
並べた商品が次々と売れていき、お金がどんどん貯まっていくのは爽快です。


売買において重要なのは「価格」と「需要」。
アイテムをいくらで売るかというのはプレイヤーが決定します。
ただし、各アイテムには「適正価格」設定されており、適正価格より高ければ買ってもらいにくく、適正価格より安ければ買ってもらいやすくなります。
また、同じ商品を供給しすぎると需要が下がり、供給を抑えると需要が上がるので、需要によっても価格の設定の仕方は変わってきます。
また、適正価格の情報は最初は「?」になっており、プレイヤーに開示されていません。
そのため、実際にさまざまな価格設定でアイテムを売りながら、客の反応を見て適正価格を見出していくことになります。
適正価格の情報は手帳に随時記入されていき、次に同じ商品を売るときには、その手帳の情報を参考にして価格を決定することができるというわけです。
この適正価格を見極めていく過程が、実際の売買の雰囲気をよく表現しているとともに、図鑑埋めのような楽しさも相まって、シンプルながら味わい深いシステムになっています。

村の発展

ショップ改装
ショップ経営でお金を稼いだら、設備投資することでショップを拡張。
店の規模を大きくしたり、アイテム保管庫の保管スペースを増やしたりすることで、より快適なショップ経営をすることができるようになります。


出資
出資をすることで、村を発展させることもできます。
鍛冶屋やポーション屋などのお店ができて村がにぎやかに。

クラフト


ダンジョンで入手したアイテムは、武器や防具の作成・強化にも使います。
防具は、兜・鎧・足具の3種類。
武器は、剣&盾、大剣、爪、槍、弓矢の5種類。
アイテムを収集して武具を強化して、さらに強敵に挑む。
レベルや経験値という概念はなく、基本システムはモンハンに似ているかもしれません。
ちなみに、装備作成に必要なアイテムは「欲しいものリスト」に登録できます。
欲しいものリストに登録しておくと、該当のアイテムをマークキングできるので、誤って売ってしまうという心配もありません。

サポートモンスター


ダンジョンにはお供としてサポートモンスターを連れていくことも可能。
さまざまな特徴あるモンスターたちがダンジョン探索を手助けしてくれます。
ただし、サポートモンスターを入手するためには、ダンジョンで該当のモンスターを倒し、モンスターの卵を入手する必要があります。

まとめ

やめどきがわからなくなる中毒性
このゲームを開始して最初の1時間くらいは「もしかしてク○ゲーか…」と思いましたが、気がつくと3時間くらいぶっ続けでプレイしていて「もしかしたら神ゲー?」とまで思うようになりました(神ゲーは言い過ぎかな…)
ダンジョンでアイテム収集→ショップでお金稼ぎ→武具の強化→さらに強敵に挑む、という一連の流れがとても楽しく、そして手軽にサクサクできるため、非常に中毒性があり、やめどきがわからなくなります。
また、このループを繰り返すことで、「できないことができるようになる」というRPG特有の成長する快感を味わうことができるのもたまりません。

単調で作業的になっていく?
序盤は文句なしで面白いですが、村の発展などの要素もすぐに終わってしまうし、物語らしい物語もなく淡々と作業的に進んでいくため、中盤からどうしても飽きてくると予想されます。
ただ、現在プレイ10時間ほどですが、今のところまったく単調とは思いませんし、楽しくプレイできています。
一度始めると、本当にやめどきがわからなくなり困ってしまうほどです。

細かな不満点
・操作性がちょっと独特
・ダンジョンでときどきカクつく
・ゲームの公式マニュアル(説明書)がどこを探しても見つからない

商品情報

発売予定日:2019年3月28日
価格:2000円(税込み、DL版のみ)
ジャンル:アクション、アドベンチャー、シミュレーション
対応機種:Nintendo Switch
発売元:テヨンジャパン
公式HPhttp://www.teyon.jp/games/moonlighter/

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