SEKIRO(セキロ)感想プレイ日記 #10 「葦名城・本城(その2)」

(あらすじ)
寄鷹の衆とドンパチしながらお城の屋根を登った。

錆び丸


錆び丸の覚書
前回、遭遇した情報屋の藤岡は、依頼をこなすと荒れ寺に移動し商売を始めます。
藤岡の扱う商品の中で注目すべきなのが「錆び丸の覚書」500銭。
そこには、義手忍具「錆び丸」のありかが示されています。
と言っても、「天守の一番下の階」というヒントのみですけど。


城に入ったらさっそく錆び丸の捜索を開始。
小窓から入ってすぐの部屋にある大きな吹き抜けがあるのでそのまま落下します。
下には敵数体を倒して奥の部屋に進むと宝箱があります。


錆び丸
ということで、あっさりゲット。
連打性能があり、相手を中毒にすることができるという優れもの。

天守上階


城の中を探索していると、怪しげな掛け軸を発見…。
どんでん返しになっており、隠し部屋には「数珠玉」がありました。


屋根裏を進んでいったり、妙に忍びらしさがあっていい感じです。
と言っても、いつもすぐに見つかってしまうんですけどね…。


エマ
「変若水…」
「そう呼ばれています」
「飲んだものは、生半には死なぬ…、いえ、死ねぬようになります」
「そして、変若水もまた…」

再び、エマと九郎の幻影を発見。
ここでは「変若水(おちみず)」なるものについて聞くことができる。
これを飲むだけで不死の力を得ることができるという夢のドリンクです。

ちなみに、「おち水」というのは万葉集にも登場する用語のようです。
中でも興味深いのは、ツクヨミ(月夜見)がおち水を所有する者として登場する点。
ツクヨミは日本書紀や古事記といった神話の中では「月の神」とされています。
月は一定の周期で満ち欠けを繰り返しますので、そのことから「死と再生」の神とされたのでしょうかね。

九郎はエマの言葉に続けてこう答えます。

九郎
「その源は竜胤にある、というのだな」
「エマ殿、私には…、竜胤が貴いものだとは、とても思えぬ」

葦名流・佐瀬甚助


さらにそのまま進めば鬼仏があり、その奥の道場で「葦名流・佐瀬甚助」と戦闘へ。
佐瀬甚助は接近するとすばやい二連撃の居合斬りをしかけてきます。
この二連撃をうまく弾き返すと、一気に相手の体幹を削ることができる。
逆に、二連撃を食らうとかなり痛く、HPの8割程度を一気に削られてしまう。
強いかと言われればそんなことはなく、基本的には、ひたすら二連撃を弾き返しているだけで勝ててしまいます。
ただし、間隔を空けると相手の体幹が回復してしまうので、積極的に近づいて二連撃を誘う必要があります。


古戦の掛け軸
かつて葦名に、あやかし来たり
あやかしの雷は、源の神鳴り
神業無くば、弾き返せぬ
即ち、地に足つけぬ、雷返しなり

道場には掛け軸がかかっており、そこには「雷返し」についての記述がある。


そして、なぜかさらに丁寧なチュートリアルが表示されあたりが何だかフロムらしくない…。
ジャンプして雷を受けて、着地時にR1で「雷返し」を繰り出すことができるようです。
うーん、聞いただけで難しそう…。
でも、これからこれを使う場面が出てくるってことですよね…。

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離れの櫓


一心の置手紙
道場からは別ルートを進むと、寄鷹の衆が厳重に警備する離れがあります。
そこはどうやら葦名一心の部屋らしく、「一心の置手紙」が残されていました。

「エマへ
  大手門のあたりが、騒がしい
  天狗が鼠を見てくるぞ
  心配無用
             一心」

最初は何のことかわからなかったんですが、「葦名一心=天狗」と考えると合点がいきます。
一心は天狗に変装して鼠狩り、すなわち、仙峯寺のらっぱ狩りをしていたというわけですね。

さらに重要なのは、それをわざわざエマに報告しているということですよ。
一国の主がわざわざ自身の行き先を伝えるというのはよっぽど信用されている証拠です。
エマは当初、狼を助けるよう主に頼まれたと言っていましたが、その主が誰なのかは明かしてはくれませんでした。
その主というのは「道玄」なのかと思っていましたが、一心がエマの主だったということでしょうね。
もしかしたら、道玄も一心その人なのかもしれませんが…。

黒笠のムジナ


黒笠のムジナ
「俺は、黒笠のムジナ。おめえは?」

城の裏手にある壊れた屋根の穴から入った部屋。
そこに身を潜めるのは「黒笠のムジナ」とよばれる男。
素性はよくわかりませんが、元忍びのようです。
そして、大手門入ってすぐのところでの盗聞きで「黒笠のムジナ」という名前があったことから、この男も仙峯寺のらっぱ衆から追われているようです。
盗み聞きをしたとき、らっぱ衆は「黒笠のムジナは生半には殺れぬ」と言っていました。
もしかしたら、この男も不死なのかもしれませんね。


金城鉄壁
黒笠のムジナからは「金城鉄壁」を1600銭で買うことができます。
荒れ寺の仏師のところに持っていけば義手忍具「仕込み笠」になる。
金城鉄壁はもともと、仙峯寺の長が代々受け継いできた秘伝の鉄扇だそうです。
なにゆえ、黒笠のムジナがそんなものを持っていたのでしょうか。
単純に盗み出したってことなのか?
とにもかくにも、ムジナは仙峯寺の衆とは仲良しではないようですが、姿はらっぱ衆によく似ているので、もともとは仙峯寺側に与していたのだと考えられます。
しかし、何かをやらかして(おち水を奪って飲んだ?)、今では追われる身となっているようです。

続きは次回。

次回:SEKIRO(セキロ)#11
前回:SEKIRO(セキロ)#9

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