SEKIRO(セキロ)感想プレイ日記 #20「変若の御子たち」

(あらすじ)
落ち谷で蛇柿を2つ入手した。

変若の御子


変若の御子
「はぁ…はぁ…はぁ…」

蛇柿もゲットしたことだしと思って、久々に変若の御子のところを訪れてみたんですが、何やらめっちゃ体調悪そう…おい、どうした…。
恐る恐る声をかけてみると「柿」がほしくてたまらないという。
そこで、葦名のヤバい水をたくさん吸い込んだ柿を差し上げると無事快復したようです。
この人きっと柿の依存症なんだろうな。
葦名の柿ってヤバそうですもんね…。


九郎へのお米
柿をあげた御礼にもらったのがこちらのお米。
「竜胤の御子にも、ぜひ元気になって欲しい」とありますが、九郎はいたって元気なのですけどね。


九郎
「いただいたお米で、そなたに良いものを作ってやろう」

さっそく葦名城に戻って九郎に渡すと、超ゴキゲンで「良いもの」を作ってくれるという。


おはぎ
後日、改めて訪問すると「おはぎ」を作ってくれていました。
狼は義父である梟からおはぎをよく与えられ、そうして空腹を満たしていたそうです。
それを知ってか知らずか(いや知ってるはず…)、九郎はおはぎを狼に振る舞ってくれたようです…。泣かせるじゃないか。


変若の御子
「みな…、私は、どうするのが良いのでしょう…」
「不死断ちが、成った時…」
「私はまた…、大事なものを失くしてしまう…」
「そのような気がして、ならぬのです」

変若の御子は、九郎が不死断ちを試みようとしていることを知っています。
なぜなら、狼が機密情報を漏らしまくりなので…。
九郎が不死断ちを成功させてしまうと、九郎もきっと死ぬんでしょう…。
変若の御子にとっては、実験の犠牲になって死んでいった変若の御子たちと重なるのかもしれません。
変若の御子はニセモノの竜胤とは言え、九郎と同類。
それだけに、九郎に対しては仲間意識にようなものを持っていたように思えます。
だからこそ、取り残されるようで寂しいのでしょうね。

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小太郎

小太郎
「みな…、みなは、変若の御子さまたち…」
「そうか…、おらは、真白い風車を、取ろうとしたのか」
「あの子の分の…、風車を…」

小太郎に真白い風車を渡してあげると、彼の記憶がよみがえります。
小太郎の言っている「変若の御子さまたち」というのは、幻廊をたゆたっている方の御子たち、すなわち、人体実験の犠牲となりすでにお亡くなりになられている御子たちということですよね。
だけど小太郎は「真白い風車を取ろうとした」と言います。
「あの子の分の風車」をです。
「あの子」はもちろん奥の間にいた「変若の御子」のことを指しているのでしょう。
つまり、まだ生きている方の御子です。
逆に言うと、死ぬことのできない方の不死の御子ということになる。

風車の「赤」と「白」にはどのような意味があるのか考えてみました。
一説には、赤は「出生」を意味し、白は「死」を意味すると言います。
例えば、赤は「赤ん坊」の赤ですし、死に装束というのは白ですよね。
日本では紅白の組み合わせが、おめでたい席で用いられることが多いですが、これは赤と白を組み合わせることで1つの人生を表しているからだともされています。
真白い風車は赤と白とが「クルクル回って」いるわけですが、これは生と死とがくるくる回っている、すなわち、生あるものには必ず死があるという1つの人生を表しているようにも思えます。
一方、真白い風車には赤がなく「白だけがクルクル回って」います。
このことは、死ぬに死ねない不死を表しているのかもしれません。
そして、真白い風車が1つだけ離れた場所にあったのは、不死であるがゆえの寂しさを表しているように思えます。
そう考えると、九郎が変若の御子からもらった米(白)に小豆(赤)を与え「おはぎ」にしたということには、「変若の御子(白)に死(赤)を与える」という意味があったりするのかもしれません。

小太郎
「…なあ、あんた、一つ頼みがあるんだ」
「おらを神隠ししちゃあ、くれないかい?」
「神隠しした先に…、きっと、みながいる」
「みなの元に、いかねばなんねぇ」
「なにせ、おらは、御子さまたちのお世話係だからな」

話を進めていくと、小太郎から頼みごとをされます。
みなのところに行きたいから、神隠しをしてくれという。
というのも、小太郎は変若の御子たちの世話係なのだそうです。
世話係っていうのが具体的にどういうことをしていたのかがよくわかりませんが、変若の御子たちの近しい存在だったと推察されます。


小太郎
「うわああ!」

ということで、義手忍具の神隠しを小太郎君にお見舞い。


小太郎
「ほおら、みな。忍びさんも、来てくれましたよ」
「ああ…!、御子さまたち、ちゃんと、あいさつしなきゃあ」

神隠しをした後、小太郎は弦廊へと移動します。
小太郎だけには変若の御子たちの姿が見えるようで、彼らと仲良く会話しています。
もう少し貴重な情報をしゃべってくれると期待したんですが、大したことは話してくれずがっかり。
結局、小太郎って何だったんだ…。


太郎柿
御礼に小太郎からもらった食べごろのよく熟した柿。
太郎兵は柿をたくさん食べて育つというところがすごく意味深。
つまり、太郎兵ももともとは変若の御子作りの実験体だったということなのか?
その過程でたまたま生まれたのが太郎兵ということ?

続きは次回。

次回:SEKIRO(セキロ)#21
前回:SEKIRO(セキロ)#19

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