SEKIRO(セキロ)感想プレイ日記 #33「人返り」

(あらすじ)
現在、桜竜を倒したところまで進んでいますが、ちょっと時間を巻き戻します。
今回の記事は、「SEKIRO(セキロ)感想プレイ日記 #25「氷涙」」の続きです。
エンディングに影響する重要な箇所なのに、すっかり書くのを忘れてました♪

御子の間

九郎
「あと、少しだ…」
「………うむ…」
「為すべきことを…、為すまでだ」

九郎から二度目のおはぎをもらったあと、九郎の独り言を盗み聞きをすることができます。
「為すべきことを為すまで…」というところに九郎の決心が見られる…。
つまり、九郎にはすでに死ぬ覚悟ができているというわけです。
話はこれで終わりかと思ってたんですが、実はこれには続きがありまして、しかも意外な展開を見せることになるんです。

天守望楼

エマ
「不死断ちこそが、九郎様の望み…、それは、承知しています」
「ですが…。狼殿…」
「九郎様を殺さぬ道が、無いものでしょうか…」

後日、なぜか天守望楼に移動していたエマに九郎のことを話すと、「九郎様の命を救う道を一緒に探りましょう」という流れになる。

エマ
「……そうか、巴殿の…」
「狼殿、私に一つ心当たりがあります」
「調べを進め、分かったことがあればお伝えしましょう」

エマには何やら心当たりがあるみたいなので、さらに時間をおいて、エマのところを訪問することに。


すると「巴の手記」をエマからもらうことができます。
ここには「竜胤を断ち、人に返す道がある」と書かれている。
つまり、九郎が死ななくてすむ道があるようなのです。
この「人返り」を成しえるために必要となるのが「常桜の花」と「不死斬り」の2つ。
ですが、巴は「常桜の花」は持っていても、「不死斬り」は持っていなかったようです。
というのも、不死斬りを所有する仙峯上人が竜断ちには反対の立場だったみたいですね。
ここで思うのは、やはり竜は仏教の暗喩でもあるんでしょうね。
「神食み」に書かれていた「小さな神々」というのは、八百万神(すなわち神道)と考えれば合点がいきます。
桜竜というのは大陸文化をまとめて現したような存在なのかもしれません。


常桜の香木
「常桜」と言えば、梟を討伐したときに入手した常桜の香木が思いつきます。
ですが、エマからは「花がないからダメ!」と言われてしまいました…。
そうなんです…、必要なのは「常桜」ではなく「常桜の」なんです。
するとエマは思案しだします。

エマ
「常桜があったころのことを、思い出そうとしているのですが…」
「どうも、記憶がおぼろげなのです」
「………お二人の、お墓を」
「常桜の跡にある、丈様と巴様のお墓を、参ってみようと思います」
「何か、思い出せるかもしれません」

名残り墓

エマ
「思い出せず、済みません」
「…私の古い友ならば、その頃のこと、何か覚えているかもしれません」
「荒れ寺で、猩々と会ってきます」

ということで、丈と巴の墓がある名残り墓に来てみましたが…、結局エマは何も思出せず…。
そこで、今度は、荒れ寺の猩々(しょうじょう)に会うことになります。
猩々というのは仏師の古い名前みたいです。
竜と同じように架空の動物のことですが、言ってみれば、猿みたいなものですかね。


ところで、墓をよーく見ると、左の墓には「巴之墓」と書かれているように見えます。
「巴」の字の上にはさらに漢字2字があるようですが、解読できません。
そして、右の墓は何となく「丈之墓」と読めそうな気もします。
大きな方が丈の墓なのかと勝手に思っていましたが、なぜか巴の方が大きいみたいですね。

荒れ寺

仏師
「………なあ、お前さん」
「知ってたか」
「この荒れ寺には、実に、隙間風がひどい」

で、荒れ寺に来てみても、結局エマは「何も分からない」の一点張り。
仕方ないので、仏師に話しかけてみると「隙間風が…」みたいなことを言い出す。
すごーく意味深なんですが、正直、意味がわからない…。
なのに、狼は「分かった…」なんて勝手に言い出す始末(いつもは鈍感なくせによ…)。
とりあえず、寺の周囲を回ってその「すき間」とやらを探してみることにします。


寺の裏手の壁にやや大きめの穴を発見。
どうも怪しいなと思ったら、この穴から盗み聞きをすることができました。
以下、盗み聞きの内容を全文掲載。

仏師
「なあ、エマ…」
「お前さんは、それでいいのかい」

エマ
「私には、分からぬのです」
「不死断ちをなすためには…」
「九郎様か、あの方…」
「そのいずれかが、死なねばならぬ」
「なぜ、そのような道しかないのか…」

仏師
「だから…、そいつを隠すのかい?」

エマ
「だって、猩々…」
「これを渡せばきっと、あの人は、死んでしまう」

「これを渡せば」の「これ」が何なのかすごく気になるので、もう1回エマに突撃。
すると、ようやくエマが語り始めます。


エマ
「………私は、見たのです」
「あの日、常桜の木の下で…」
「巴殿が…、自刃されようとしたのを…」
「巴殿は、こう言っていました」
「「竜胤の血を受けた不死は、その主を縛る」と…」

人返りのためには、竜胤の血を受けた者が死なねばならない。
つまり、今回のケースでは、狼が死ぬ代わりに、九郎が人に返るというわけです。
ちなみに、丈のときは仙峯上人が不死斬りを固辞したので、人返りは為しえていません。


先ほどエマの言っていた「これ」についても問い詰めると「義父の守り鈴」をもらえます。
梟の亡骸からこぼれ落ちた鈴だそうです。
以前、伊之介の母親から手渡された「若様の守り鈴」と同じように、仏さまに供えるとどこか過去の世界へと行けるようです。


「さて、どこへ?」と思ったんですが、やってきたのは安定の平田屋敷…。
一体どういうことなんだ。

続きは次回。

次回:SEKIRO(セキロ)#34
前回:SEKIRO(セキロ)#32

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